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豊後国分寺跡

内容

【所在地(住所)】
大分市大字国分
【内容】
豊後国分寺跡は、JR久大線豊後国分駅に隣接した、大分川の左岸に沿った高台にあります。国分寺は天平13年(714)、国の安泰(あんたい)を願う聖武天皇の発願により、各国の「好所(こうしょ)」を選んで建てられました。豊後の場合、大分の国分の地が選ばれ、昭和49年以来の発掘調査の結果や現在も残る礎石(そせき)により、七重塔、金堂などの壮麗な建物が建ち並んでいた様子を窺い知ることができます。なかでも、七重塔跡は、磁石の大きさから60mを超える高さを持ち、全国の国分寺の中でも屈指の規模を誇っていたと推定されています。山紫水明の中にあって、朱色の壮大な塔はまさに当時の豊後大分を象徴する建物としてそびえていたことでしょう。現在は寺域跡の約3万2000㎡が史跡公園として整備され天平(てんぴょう)の栄華(えいが)を今に伝えるとともに、四季を通じて市民の憩いの場となっています。
【文化財の指定】国指定 史跡
【交通アクセス】 

媒体写真
管理施設/お問い合わせ先 文化財課
大分市荷揚町2番31号
TEL:097-534-6111  FAX:097-532-8102
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